農のこだわりいろいろ・・

認定農家になりたい

認定農家になるには、5年後の経営改善目標を記載した農業経営改善計画を作成し、市町村に申請します。経営改善にむけてやる気があれば年齢や規模の大小は問われません。

認定の判断基準は、所得(農産物の生産以外の収入も計画に含む)です。認定されると、国の経営所得安定対策や融資、農業者年金の保険料支援などの措置が受けられます。

JAS有機認証を取得したい

生産者が有機の基準に基づいて生産したものであることを、第三者機関が証明する。これが有機認証です。日本では平成11年にJAS法に基づき、有機食品の検査認証制度(有機JAS制度)が創設され、統一の基準が決められました。有機農産物

・堆肥などで土作りを行っている

・水耕栽培やロックウール栽培ではなく、土壌を用

いた農業生産を基本とする

・環境への負荷をできる限り低減した生産方法

・種まき、または植え付けの前2年(多年生の

場合は3年)以上、禁止された農薬や化学肥

料を使用していない

・遺伝子組換え技術を使用しない

使用可能資材については、有機JAS資材評価協議会の資材リストを参照。リスト以外の資材については、有機登録認証機関にお問い合わせ下さい。

有機米の生産、化成肥料を減らしたい

特別栽培農産物について

その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、「節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下」で栽培された農産物です。節減対象農薬と化学肥料双方の節減が必要です。なお、節減対象農薬を使用しなかった場合、「節減対象農薬:栽培期間中不使用」との表示になります。地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)は、府県のホームページに品目別に一覧表が掲載されています。

特別栽培農産物に係る表示ガイドラインについて

GAPについて

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みのことです。

これを我が国の多くの農業者や産地が取り入れることにより、結果として持続可能性の確保、競争力の強化、品質の向上、農業経営の改善や効率化に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されるとしています。