橿原市 山村純さん

橿原市で米作りをする山村純さんは、今年で就農8年目。

元々サラリーマンでしたが、退職後、大好きな旅行・再就職・農業研修を経験。その間起こった東日本大震災や食料自給率・農業の後継者問題などをきっかけに、新規就農しました。やるなら肥料や農薬を使わず自然栽培でと決めていた田んぼは、2 反から今年4町8反になりました。

栽培する品種は、はつしもとヒノヒカリ。直売所で販売するはつしもは稲株も大きく強く、奈良県では珍しい品種で、人気があります。

育苗から自分で行い、6月10 日頃から田植え。除草作業が大変な無農薬米のポイントは水管理。ないと稲は育たないし、草も生える。入れすぎるとジャンボタニシの被害の心配もあり、常に薄々の水を張り、管理をするのが大切です。

田んぼの数が多いと水の見回りが大変ですが、一昨年出会った 同市で無農薬米を作る山尾さんの助言で、田んぼを集約するこ とができました。

「仕事は面白くて好きです。大変だけど、農 業で生活できることがありがたい。」と山村さん。「年々農業を 続ける人が減り、代わりにやってほしいと声がかかることが多 い。田んぼがある景色を残したいけれど、一人で出来ることは 限られているので、これから就農する人が米作りで生活出来る しくみやモデルケースを作っていきたい。」と語ってくれまし た。

稲刈りは10 月15 日頃から開始。店頭販売は11 月から の予定です。

奈良県農民連直売所だより野らしごと2024.10-第12号より

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

@shunnosato.mamigaoka

「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

@minorinosato_shiraniwa

直売所(旬の里・みのりの里)出荷説明会

出荷者大募集!

野菜が足りません!こだわりの野菜の直売所として、地域の皆様に愛されてきた奈良県農民連直売所。あなたも直売所で自慢のお野菜や加工品の販売をしませんか。

日時 2月26日(月)10時~
場所 天理市民会館

・2店舗ある直売所への出荷が可能です。
・お近くの集荷場に出荷するだけでOK。
 (店舗が遠くて持ち込み出来なくても、農民連のトラックが毎日集荷しています。)
・出荷した商品を引き取りに行く必要はありません。
・価格、企画はご自身で決めることが出来る委託販売になります。

農民連直売所ホームページ  https://www.nara-nouminren.jp/chokubaisho/

参加希望の方はお名前、電話番号、住所を連絡先までお知らせください。

連絡先
TEL 0744-54-2966
FAX 0744-54-2967
MAIL info@nara-nouminren.jp

説明会終了していても、ご興味あるかたはぜひお問い合わせください。

 

無農薬米生産学習会

化学肥料と農薬に頼る米作りから、有機米づくりにチャレンジ!

講師:NPO法人民間稲作研究所 所長 舘野廣幸氏
栃木で10haの米作りを実践

日時 2月24日(土)10時~12時
場所 明日香村健康福祉センターたちばな

循環型の省力・低コストの有機農業技術で有機米づくりを目指す取り組みを

参加希望の方はお名前、電話番号、住所を連絡先までお知らせください。

連絡先
TEL 0744-54-2966
FAX 0744-54-2967
MAIL info@nara-nouminren.jp

生産者紹介「広陵町 奥恵一郎さん」

広陵町でイチゴ栽培を営む奥恵一郎さん。今年はメインの古都華をはじめ、玉姫、奈乃華、ならあかりの4種を育てています。完熟採りにこだわり、出荷先は直売所のみです。イチゴは3月~4月に親苗を育苗。伸びたランナー(茎につく新芽)を間引き根付かせ、子株を育てます。9月半ばに定植し、2週間に一度葉かき、クラウン(根元にある大きな茎)を太らせ、実を大きくします。積算温度(毎日の平均温度の合計)が600℃になると収穫期に達します。15℃×40日甘いイチゴが収穫出来るように、温度とCO2量(光合成しやすい)も管理しています

広陵町の農業塾に通っていた奥さん、卒業生仲間と一緒に多品目野菜も栽培しています。「昨年ズッキーニは8月の大型台風で9割がアウト。200本植え、2000本ほど出荷出来たはずなのに・・・。」と奥さん。「気温が上昇し、霜柱が立たない。寒さで腐っていた里芋がこの2年間は腐らない。以前出来ていた作物が出来ないが、多品目栽培することで気候に合うものがわかるし、長年やっていると変化が面白い」と語ります。

奈良県農民連直売所だより野らしごと2024.2-第10号より

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

@shunnosato.mamigaoka

「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

@minorinosato_shiraniwa

生産者紹介「奈良市上深川町 中村信吉さん」 

奈良市上深川の中村さんは、半農半Xで事業と農業を営んでいます。上深川の畑は自宅から車で30分、ほぼ毎日通っています。育てる野菜は、全て農薬不使用。今の旬野菜は里芋。種芋は30年間ほど作り継ぎ、育てています。本来、里芋は土寄せ(芋が太るスペースができ、大きくなり、芋が光に当たらず緑化によるえぐみを防ぐことが出来る)しますが、作業や除草が大変。中村さんはマルチを敷き、種芋の芽を下に向け、植え方にもこだわっています。里芋は大きいもので2m越える背丈に育っており、多いもので芋が70個もついていることも。「里芋は掘りあげ、根を切り、調整作業が大変」と中村さん。「この畑では6月初旬まで霜が降りる。冬は気温が−9℃まで下がることもある。今年の夏も夜露で水やりしなくても植物が育った。猪や鹿、穴熊やアライグマなどの獣害被害も多いけれど、電柵や捕獲檻をうまく利用しています。寒暖差のあるここでつくる野菜はどこにも負けない。農業が僕の趣味、ほどほどに楽しみながらやりたい」と中村さんは語ってくれました。

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

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「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

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生産者紹介「天理市宮本農園 宮本照三さんと静子さん」

奈良県天理市と三重県伊賀上野市で農業を営む宮本農園・宮本照三さんと静子さん。メイン作物はぶどうと梨です。収穫は7月末から始まり、ぶどうは9月下旬まで、梨は10月下旬までです。中学時代の夏休みから収穫の手伝いをしていた照三さん。43歳で会社勤めを辞め、家業の農業を継ぎました。それまで妻の静子さんが義父から栽培技術を学び、今は家族農業で頑張っています。毎年、1年の大まかな作業は変わりませんが、今年は7月からの猛暑・台風、草が伸びるのも早く、虫が出るわで後処理が大変。果樹全般、夜の温度が下がることで日中の光合成で出来た養分を実に運びますが、夜が暑すぎると味が付きにくい。気候変動が激しくなる中、「昨年までのことが生かせることもあれば、その通りにいかないことも多い。自分のやっていることが合っているのか、毎年1年生」と照三さんは語ります。
宮本農園の果物は、堆肥に米糠をふんだんに使用し、除草剤を使わず、自然に近い草生栽培で安全に心がけ、丹精込めて育てています。是非一度ご賞味ください。

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

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「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

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生産者紹介「大阪四條畷市 辻一仙さん」

大阪四條畷市下田原でミニトマトを栽培している辻さん。

辻さんは元々、障がいをも方々にPC スキルを教え、就労支援を行う専門学校の講師をしていました。

しかしIT 資格を取得しても日々IT は進化し続け、「就職出来ても複雑な業務は難しい。」と感じ、10 年前生駒市で友人と就農、その時に培った縁と助けもあり、現在ロハスクリエイトで砂耕栽培でミニトマトを育てています。

「農業は、重度の障がいをもつ方でも、1 つの作業(シール張り・種付け・収穫調整など)ができれば、自立してご飯を食べることが出来る。」と辻さん。

近隣で砂耕技術を確立した法人の指導もあり、お互い協力して農福連携を確立し、農業に希望をもってもらえるよう頑張りたいと語ります。

 ミニトマト栽培のこだわりは、洗い磨いた“川砂”を使用することで、適度にストレスがかかるとともに余分な水分が残らない為、根の根毛が“生きよう生きよう” ときめ細かく広がることで、味が乗り、糖度も上がります。オリーブオイルと相性が良いそうで、魚介料理にバッチリ。自然の甘味をぜひどうぞ

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

@shunnosato.mamigaoka

「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

@minorinosato_shiraniwa

秋じゃがいも部会のおしらせ

毎日の農作業ごくろうさまです。

今季から本格的な秋じゃがいもの作付けを開始します。

基本的に、秋じゃがいもは全量の出荷をしていただき、学校給食を中心に、産直センターの供給先への供給を予定しています。そこで、作付け予定の生産者に集まっていただき、作付け量や面積、これまでの経験・技術交流などをおこない、品質と収量の安定を図りたいと思います。お忙しいところですが、できる限りのご参加をお願いします。

日時:8月3日(木)14:30~

会場:明日香村の農民連産直センター 大会議室(明日香村越131-1)

連絡先 電話0744-54-2966 FAX0744-54-2967

9月には畑での学習会も予定しています。

米部会のご案内

2023年度 奈良産直センター米産直部会

毎日の農作業ご苦労様です。

さて、下記のとおり2023年度米部会を開きます。

農水省の統計によると2021年の稲作農家の時給は10円。食糧危機が叫ばれる中、米生産は生産費を大きく割り込んでいる状況が続いています。農民連では実効のある米価対策・資材生産費対策を求めるのと同時に、アグロエコロジーの実践で安心できる米の供給力を強化し、産直運動で国民の主食を消費者のみなさんと守りながら、生産と販売を拡大していきたいと思います。米部会にぜひご参加のほど、よろしくお願いします。

日時:2023年8月3日(木)午後1時~

場所:明日香村・農民連事務所

2023年度米部会発足会

予定

  • 2022年度米部会の取り組みのまとめ
  • 2023年度の取り組み・作柄確認など
  • 2022年度検査日について

 

参加申し込みの方は奈良産直センターまでご連絡ください。

→申し込み先

奈良産直センター(FAX0744-54-2967)

生産者紹介「大和郡山市 大地のいぶき農園さん」

大和郡山市で農業を営む大地のいぶき農園・喜多さん。

自身のアトピーが食改善したことで良くなり、食の大切さに気付き、その大切さを伝える事が出来る仕事に就きたいと就農。地元野菜を給食に納品する活動(大和郡山子どもの食を考える会)にも参加しています。

農業へのこだわりは、農薬や化学肥料を使わずに栽培し、野菜嫌いの人もおいしいと食べられる野菜作り。メイン作物は旬のスナップエンドウやオクラ、ミニトマト、ニンジンです。

「粘土質で水はけが悪い畑での土づくりに苦労しています」と喜多さん。「1人でも多くの人に食の大切さや本当の野菜の美味しさを伝えていきたい」と語ります。

店では自家野菜を使用したスコーンも人気です。

農民連直売所

「旬の里まみが丘」

〒635-0824
奈良県北葛城郡広陵町疋相489-1
TEL / 0745-51-5144

営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(10台収容可能)

@shunnosato.mamigaoka

「みのりの里しらにわ」

〒630-0135
奈良県生駒市南田原270-2
TEL / 0743-20-6741
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし(※お盆・年末年始休業あります。)
駐車場:有(17台収容可能)

@minorinosato_shiraniwa