野らしごとVol.7(2023年7・8月号)

みちくさ便り「お日さまさんさん」、辻一仙さん、7・8月は夏野菜本番!山崎豆腐店の豆乳きなこトリュフ

みちくさ便り

「玄米せんせいの弁当箱」ビックコミック


旅先の民宿で出会った本

木樽の糠床を背負って大学へ赴任してきた玄米せんせい。キャンパスの空き地を耕したり、道すがら野草摘みをしたり・・玄米せんせいを見ていると、日常の何気ないことが、広い世界と繋がっていることに気づく。

作中に出てきた普通は捨てる玉ねぎの皮で出汁をとったカレーライスはポカポカ体が温まって美味しかった!

生産者紹介

大阪四條畷市 辻一仙さん

大阪四條畷市下田原でミニトマトを栽培している辻さん。

辻さんは元々、障がいをも方々にPC スキルを教え、就労支援を行う専門学校の講師をしていました。

しかしIT 資格を取得しても日々IT は進化し続け、「就職出来ても複雑な業務は難しい。」と感じ、10 年前生駒市で友人と就農、その時に培った縁と助けもあり、現在ロハスクリエイトで砂耕栽培でミニトマトを育てています。

「農業は、重度の障がいをもつ方でも、1 つの作業(シール張り・種付け・収穫調整など)ができれば、自立してご飯を食べることが出来る。」と辻さん。

近隣で砂耕技術を確立した法人の指導もあり、お互い協力して農福連携を確立し、農業に希望をもってもらえるよう頑張りたいと語ります。

 ミニトマト栽培のこだわりは、洗い磨いた“川砂”を使用することで、適度にストレスがかかるとともに余分な水分が残らない為、根の根毛が“生きよう生きよう” ときめ細かく広がることで、味が乗り、糖度も上がります。オリーブオイルと相性が良いそうで、魚介料理にバッチリ。自然の甘味をぜひどうぞ

7・8月のおすすめたべもの

夏野菜本番!

7月からはトマト・おくら・なすび・ピーマン・きゅうり、かぼちゃなどの夏野菜が本番を迎えます。これまでの夏野菜はハウス物が多かったんですが、ここからは露地物が多くなってきます。夏のお野菜には夏バテ予防、熱中症予防(水分補給)、利尿作用(体に籠った熱を下げる)、胃腸守るなどの暑い夏を乗り切る為の栄養が多く含まれています。たくさん食べて暑い夏を元気に過ごしましょう!

旬の野菜にはその時に食べる理由がある!夏に必要なお野菜

夏は暑さで食欲が低下するのに加え、体力の消耗が激しく栄養不足に陥りがち!疲れやだるさなどの夏バテの症状に繋がります。食欲が無くても出来るだけ栄養バランスの良い食事が重要です。今回は夏バテに効果的なお野菜を紹介します。

(きゅうり)

野菜の代表格きゅうり。体を冷やす効果があります。むくみ防止、血液をサラサラにしてくれるなどの効果が期待できます。昔ネパールを旅したときに、現地の人々がバスに乗る時に大きなきゅうりを買い水替わりに食べていたのが印象的できした。

(ゴーヤ)

ビタミンCは紫外線、ストレス、睡眠不足などにより消費が高まる為、夏に不足しがちな栄養価の代表です。ゴーヤには、レモンの1.5倍、トマトの5倍以上のビタミンCが含まれています。通常ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤは熱で壊れにくく、炒めてもビタミンCが減りにくいです。ビタミンCは疲労回復や血管を丈夫に保つ働きを期待できる為、まさに暑い夏を乗り切る為の食材です。

(ピーマン・パプリカ)

ビタミンやβ-カロテンを豊富に含み夏バテや粘膜を健康に保つ効果が期待できます。ちなみにパプリカは色により栄養化がことなり、赤はβ-カロテンが豊富、黄色はビタミンCや肌の老化防止効果が期待できるルテインが豊富、オレンジは赤と黄色両方の栄養価をもっています

(トマト)

爽やかな酸味の素となるクエン酸、疲労物質を取り除き疲労回復効果期待できます。トマトに多く含まれるリコピンには生活習慣病の予防やお肌のダメージを防ぐ効果も期待できます。

 

ここに紹介しきれなかった夏野菜もたくさんあります!!夏野菜には水分やカリウムを豊富に含んだ野菜が多く、体内の熱をクールダウンしてくれます。また夏に必要な栄養素を多くもっています。夏野菜をたっぷり食べて暑い夏を乗り切りましょう!

スタッフのおすすめ

山崎豆腐店の豆乳きなこトリュフ

天理市の山崎豆腐店。国産大豆にこだわり店頭では豆腐・揚げ・湯葉などを出荷しています。

店内のお菓子コーナーにも商品が並んでおり、豆乳きなことりゅふは、国産大豆と国産きな粉を使用。優しい甘さのきな粉風味が口いっぱいに広がる素朴な味わい。食べだすとついつい手が伸び、止まりません!わさびと大豆のハーモニーが不思議、だけどピリッと美味しいわさびアーモンドもあります。是非お試しください

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