野らしごとVol.6(2023年5月号)

みちくさ便り「夏野菜カーニバル」、大地のいぶき農園さん、5月は豆の季節、ぷあんさんのハム、ソーセージ、ベーコン

みちくさ便り

「一汁一菜でよいという提案」土井善晴著
この本の中で励まされたことばがあります。

家庭料理がいつもいつもご馳走である必要はない。

食事の体験は・・・
人間を見る目
想像力を養う根幹
本物と偽者を見分ける力
アイデンティティの形成・・・

その後の人生の判断力、生きる力を与えてくれる
それは人を幸せにし、自ら幸せになる力です。

生産者紹介

大和郡山市 大地のいぶき農園

大和郡山市で農業を営む大地のいぶき農園・喜多さん。自身のアトピーが食改善したことで良くなり、食の大切さに気付き、その大切さを伝える事が出来る仕事に就きたいと就農。地元野菜を給食に納品する活動(大和郡山子どもの食を考える会)にも参加しています。農業へのこだわりは、農薬や化学肥料を使わずに栽培し、野菜嫌いの人もおいしいと食べられる野菜作り。メイン作物は旬のスナップエンドウやオクラ、ミニトマト、ニンジンです。「粘土質で水はけが悪い畑での土づくりに苦労しています」と喜多さん。「1人でも多くの人に食の大切さや本当の野菜の美味しさを伝えていきたい」と語ります。店では自家野菜を使用したスコーンも人気です。

店長のぼやき

豆の時期が始まっています。例年4月は野菜が少なく、豆が始まると新たな野菜のシーズンがスタートしたなとわくわくしてきます。えんどう豆は暑さに弱い。3年前までは5月に30度を超える事はなかったんですが、2年前から30度を超えるようになり、結果6月に収穫できるような豆が非常に栽培しにくくなっています。ほうれん草も高温に弱く、初夏の時期は年々栽培しにくくなっています。気候の変動は食料の生産に直結します。ここ数年の急激な変動は本当に不安を感じます。

5月のおすすめたべもの

5月は豆の季節!

豆ひとつひとつの品種の期間は非常に短いですが、その時々の旬の豆をお楽しみください。

おいしい食べかた

(スナップえんどう)

サクッとした食感と甘味が人気の品種。手軽に使えるのも魅力の一つです。筋を取って塩水で1分30秒~2分くらい茹でザルに上げ10分ほどさますか、冷水で1分冷せばおいしくいただけます。クセが無いのでどんな味付けでも合います。

(実えんどう・うすいえんどう)

関西ではうすいえんどうが有名で、実えんどうの一品種。乾燥に弱く、呼吸している為、表面から水分がどんどん失われていきます。購入後はさやのままビニールやポリ袋に入れ冷蔵庫へ。出来るだけ早く食べてください。

冷凍保存も出来、購入後出来るだけ早くさやから取り出し、洗い、水分を拭き取り、ジップロックやポリ袋に入れ冷凍。いつでも採りたてに近い、おいしい実えんどうがいただけます。「ツタンカーメン」という赤い豆が入った品種なども出てきます。

(そら豆)

ほっくりとした食感と豆の濃厚な味が特徴で、塩茹でだけでおかずやおつまみになります。実えんどうと同様で乾燥に弱く、調理する直前にさやから取り出してください。さやから出し、黒い部分の反対側に包丁で浅く切り込みをいれます。そうすると茹でる時に塩がまわり、実がつるんと出やすくなります。塩分濃度2-3%くらいのお湯で2分30秒~3分ほど茹でてください。水っぽさがなくなり、そら豆本来の味が引き立ちます。

スタッフのおすすめ

ぷあんさんのハム ソーセージ ベーコン

三宅町で添加物、化学調味料など一切使用せずに作られた、ハム•ソーセージ•ベーコンです。

豚肉は、大分県で徹底した衛生管理のもとで、元気に育った豚を使用され、塩やスパイスなども吟味された物を使用されています。

ショルダーベーコンは、脂肪分が少なく食べやすいです。

ソーセージは、焼くと皮がパリッとしておいしいです。

ハムはどのようなお料理にでも合います。

お子様からご年配の方まで、人気のある商品です!これからの季節、BBQの機会などにいかがでしょうか。

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