農民連・2024年春の大運動がスタート 確定申告、インボイスを主軸に、食と農を守る協同と災害支援の継続を!

2024年1/17-18の農民連全国委員会を皮切りに、農民連春の大運動がスタートします。

23年10月1日からは消費税インボイスが始まり、引き続く肥料など資材や光熱費などの高騰が農業経営を圧迫しています。

確定申告は、農家の経営状況をまとめると同時に、経費をきちんと計上することで所得税だけでなく住民税、国保税や医療費、介護保険料など生活関連支出が数十万円単位で軽減することもできます。

免税事業者であった農家で今回インボイスを登録した人は、複雑な事務負担と消
費税納税が待っています。売上はごまかさず、経費をしっかり計上して確定申告に臨みましょう。


食料・農業・農村基本法改定案(新基本法)が通常国会に提出されようとしています。これは、①現行基本法にかろうじて盛り込まれた食料自給率向上目標を放棄し、②戦争する国づくりのもとで、イザ有事となったら、国民にイモやコオロギを食えという食料有事体制づくりです。消費者と一緒に家族農業を守り、食料自給率向上をめざした協同の運動が求められています。

1月1日の能登半島地震は甚大な被害をもたらしました。原発の安全性も懸念されます。全国から長期にわたる災害支援が必要です。春の大運動の税金なんでも勉強会にぜひご参加下さい。現在確定している勉強会の日程を掲載します。知り合いの農家をぜひお誘い下さい。