2/13-2/19の期間3人の仲間が増える 会員からの呼びかけがカギです
今週は3人の新たな会員が増えました。
五條市で柿梅専業のMさん。これまでお父さんが商工団体で申告していましたが、代替わりに伴い、きちんと申告したいと農民連に加入しました。
月ヶ瀬の役員小川さんは事務局の森口さんと同じ集落のYさん60代を訪問しました。Yさんは、低米価の中で刈り取りは作業委託し、農協に出荷しています。農業の経費をしっかり出しておらず、国保税は40万円、介護保険料は9万円を支払っていました。農民連に加入して、税金ノートをしっかりつけて頑張りたいと語っています。
農民連北和センター事務所のそばで最近開設した障害者の作業所が花の出荷や加工所の利用を希望して賛助会員になりました。北和センターからは朝市などのポスティングを依頼することになりました。
コメは止めても、野菜は増やす!
2/14に柳生公民館で開催された申告記帳会。
参加した9人のうち2人から「今年でコメ作りを止めようか」との悩みが出されました。米価が安く、後継者がなく、機械が壊れたなどコメ農家の悩みは深刻です。
国の農業政策の転換がどうしても必要です。記帳会では、自家用野菜を作るのだから、コメを止めても野菜を増やそう、申告を止めたら後期高齢者保険料などが跳ね上がるなどの会話がされました。この会員は、申告書を書き上げたあと、帰り際に「野菜がんばって作ることにする」と税対部員の廣田さんに宣言、廣田さんは今年から税金対策部員になったばかりで「税金だけでなく、農業を続けていく励ましも農民連の役割ですね」と元気に語っています。
公共職業訓練 農業科が受講生募集中
受講期間:2024年4/1~9/30
募集人員:15名
受講場所:オールケア学院・生駒校
問合せ先:0742-27-8834
(奈良県庁雇用政策課)
メールで情報発信 近々に開始
県主催: 直売所と生産者のマッチングコーナーで産直センターと旬の里まみが丘が新規就農者の農業経営相談に対応
奈良県が主催する直売所研修会が2/13、開催されました。
農民連からは、産直センターと旬の里まみが丘の店長が出席、農民連の直売所も含めて4つの直売所と生産者など70人が参加しました。
研修会では直売所向け奨励品種の栽培方法紹介や税務署からは直売所におけるインボイス制度の説明がされました。
この後、開設された直売所と生産者のマッチングコーナーでは、生産者が各直売所コーナーを訪れ、懇談に花が咲きました。
農民連のコーナーに訪れた生駒から参加した40代のご夫婦は、4月1日から就農をスタートさせるとのこと。加工品に挑戦したいと、農民連北和センターの加工所を利用していくことになりました。王寺町から参加した新規就農の50代の男性は、農民連会員から紹介されましたと農民連を訪問。自然農を実践中で古代小麦などマイナー農産物に挑戦中です。相談事があるので農民連の存在は頼りになりますと話していました。