県連ニュース2025年4/6号

女性部ファーマーズワークショップ 体の動かし方講座を実施しました

県女性部は3/26、五條市の会員sさんを講師に農家に役立つ体の動かし方講
座を開催、古式由来の操身術を学びました。

参加したMさん(天理市)から次のような感想が寄せられました。

Mさんからの感想

今までは姿勢良くおなかに力を入れ真っ直ぐに立つことに気をつけていました。日本人にあった体の使い方を教えていただき違った体の使い方もある事を知りまた納得いくお話で早速実践しております。貴重な体験をさせて頂きありがとうございました

次回があるならば、体幹を鍛える、歪みの緩和などの回を企画していただけると幸いです

奈良の食と農を考える集いへ参加しました。 61ブースが出店 3/22-23消費者と農家のつながり拡げるために

奈良の食と農を考えるオーガニック天平マルシェが3/22-23、開催され、のべ61ブースが自慢の品を販売しました。

農民連は即刻完売の里山弁当やスーパーにはあまり並ばない無農薬野菜を販売しました。

食料自給率をテーマに鈴木宜弘東大教授が講演しました。このような企画は、各地で頑張っている生産者や消費者が出会う機会となり、つながりが点から線に、そして面へと広がっていきます。

つながりを拡げることも農民連の役目と感じた2日間でした。(北和センター M)

産直出荷説明会に農家4人参加 「専業になり、出荷先を探している」

天理市の産直出荷説明会(3/27)に会員外の農家4名がチラシを見て出席しました。

参加者は「最近専業になって出荷先を探している」「販路をさらに広げたい」など様々な思いを持っており、産直センターや直売所への出荷方法など沢山の質問が寄せられました。

これから出荷につながるよう、フォローしていく予定です。(産直センターK)

大和郡山レンコンプロジェクト 生産者と消費者の繋がり拡大 収穫体験を継続できる応分の負担で

大和郡山子どもの食を考える会の『レンコンプロジェクト』を3/29、開催しました。

土を50センチほど掘り、見つけたレンコンの周りの土を小さなスコップで除いていく作業。長いレンコンを折らずに収穫するのは一苦労でした。

参加者からは『重労働で大変だけど、発掘みたいで楽しい!』との声。

直売所では生産者と消費者の繋がりはマルシェぐらいなので、生産者にとって負担になることもありますが、収穫体験の企画を有料で開催できたら、食べることだけではなく作ることにも興味を持ってもらえるかなと思います。(北和センター N)

南和センター2025総会 3/28 SNSを活用して 自分のファンを増す

南和センターの2025年度総会が3/28大淀町で開催され、2024年度活動のまとめと2025年度活動方針が協議されました役員は代表など退任される方(Mさん)を除き全員が再任されました。

特別学習会は、「農家のためのSNSの基本と上手な活用術」をテーマに山添村の会員Kさんが販路開拓や農園のファン獲得などをすすめていくためのインスタグラムの活用方法について具体的の講義してくれました。(南和センター M)

中和センター2025総会 3/29 新代表にYさん 学習:農機のメンテを学ぶ

中和センターは3/29、2025年度総会を明日香村で開催しました。

2025年度活動方針が協議され、役員は新たに橿原市のYさんを代表に選出しました。

「上手な農業機械のメンテナンス方法」と題して元大手農機具メーカー勤務のNさんが実際のトラクターを題材に修理ポイントなどを実習形式で具体的に教えてくれました。(中和センターK)

北和センター2025総会 3/31 消費者と一緒に 地域農業を支えていく

北和センターは、3月31日大和郡山市平和地区公民館で定期総会を開催しま

した。参加者は31名。

2024年活動・決算を報告、2025年活動・予算が協議され、新役員にみんなで役員で稲作部長のHさんが加わりました。総会前の学習会は、奈良県農民連森本会長が前日に開催された令和の百姓一揆を報告し、消費者と一緒に歩む農業の形をテーマに講演しました。講演後、北和地域で稲作を営む組合員3組(天理市・Kさん、奈良市・Mさん、奈良市(農)みんなで・T代表)が活動報告を行いました。(北和センター N)

奈良の百姓一揆 コメ守れ!農業守 れ!

20台のトラック行進と100名超の「消」と「農」の集会 東京集会にはIさんを代表派遣

「令和の百姓一揆」。3/30、東京集会(トラクター30台、3200人)とこれに呼応して、全国14か所以上で「食と農を守ろう」などと書いた旗を掲げてデモや集会が開催されました。

奈良県では奈良市大森町の青空駐車場で100人超の生産者と消費者が集会を開催。その後、県庁までの往復でトラクターを載せたトラックなど20台がデモ行進しました。

集会に参加した消費者もトラックなどの助手席に乗り込み、一緒に宣伝しました。

生駒から来た若い夫婦は「農民連も直売所みのりも知りませんでした。国のコメ政策が全くダメなので、Xで探っていたら東京の百姓一揆にヒットし、そこから奈良の百姓一揆につながりました。今後もこんな機会があったら是非とも参加したい」と語り、軽バンの後座席に同乗してデモの最後まで参加されました。

デモ終了後の集会では、車いすに乗った女性の消費者は、「自然食をきっかけに食に興味を持ち始めました。このデモをきっかけに少しでも世の中が変わればいいなと思い参加しました。これからもみんなで協力して活動に参加したいです」と話してくれました。

大和郡山で新規就農のIさんは「今日はこういう形でみんなと参加出来て良かったです。農家は田畑では普段誰とも話さず作業しています。奈良の北から南まで軽トラを持って集まり、声なき声をあげる行動は大切だなと実感。今日集まったのが農家だけではなく、消費者のみなさんが一緒に集まってくれて、ちょっとした行動が広がります。頑張って作ったものが、高くなくても、ちゃんと安心して安全なものが消費者のもとに届けられるのが正しい形。生産者だけでなく、消費者の力も必要です」と力強く呼びかけました。