有機イネづくりを学ぶ2つの学習会 1/17.1/18 NPO法人民間稲作研究所の館野廣幸所長が講演
「農薬も化学肥料も使わない米づくり」をテーマにNPO法人民間稲作研究所の館野廣幸所長を招いたモノづくり勉強会が1/17.18の両日、開催されました。
館野さんは、自身が有機農業に取り組んだ経緯、有機稲作栽培の仕組み、学校給食などをテーマに、雑草が生えてこない代かき、雑草と陣取り合戦に勝つ戦略、雑草も肥料分として生かす稲作生き物調査からみる生態系などに触れながら、有機のイネづくりについて報告してくれました。
17日は、奈良県農民連の主催の学習会で会員30人、会員外の農家10人が参加、「有機栽培に興味が増した」「ひえ等の対策で深水やってみたい」「今年のコメ作りに生かしたい」「有機稲作3年我慢。田んぼ一枚くらいは有機に挑戦したい」などの感想が寄せられました。
これから会員外の農家には農民連への加入が呼び掛けられます。18日は、農民連も参加するかしはらオーガニック主催で、学校給食への有機を含む地場産農産物を広げる目的での市民向けの学習会。市内の生産者、消費者や市職員など35人が参加しました。
橿原市長は「成長期の子どもたちにはさらに地元でできた栄養価の高い食品を学校給食に提供していきたい、その基になる生産者の育成も必要。とりまく環境も厳しいが、さまざまな団体と連携することで環境保全へもつながる」とあいさつしました。
参加者からは「一発肥を使わない有機資材への切替はどうすればよいか」「ジャンボタニシの対策は」「価格設定について」「成苗の作り方は」など複数の参加者から積極的な質問が出されました。
最後に、有機米を給食に納入する農業者の育成にむけて第一期研修生の募集が呼び掛けられました。

