県連ニュース2026年8/23号

奈良県農民連と県食農部との意見交換会実施

奈良県農民連は、毎年実施している県食農部との意見交換会を8月5日に行いました。

11名が参加、米価対策など米農家への支援、資材・肥料・燃料など物価高騰による県独自の支援、担い手支援、地場産給食、鳥獣害対策強化など15項目を要望項目に挙げ、各項目の現場の声を報告、対応をお願いしました。

●奈良市山間のHさんは「高齢化で後継者不足。池の管理も有志で若手が管理することになり、負担も大きい。シカの獣害が年々増え、それに加え燃料費高騰」
●宇陀市・Uさんは「昨年度の米価は良かったが、8年度の値段の予測を聞いていたら、燃料・資材・機械の買い替えなど費用のいることばかり。獣害もあり、営農持続するにはいろんな問題が多すぎてやっていけない」
●かぼちゃ1500株のイノシシ被害にあった同市20代のIさんは「補助金の条件が厳しすぎる。高齢化した集落では3件農家を集めるのも難しい。条件の緩和をお願いしたい。」
●天理市Yさんは「柵をしても個体数を減らさないと意味がない。農家に寄り添った補助をしてほしい。」
●(農)みんなでのHさんは「高齢化で担い手不足。若手がどんどん入ってこれる農業支援をして欲しい」
●消費者代表Kさんは「主食である米が子供達の口に入り続けれるのか心配」など報告・要請を行いました。

現場の声を届け、根強く行政に要請することが大切です。9月からは各市町で恒例の自治体キャラバンが始まります。ご参加よろしくお願いします。

(奈良県農民連 N)

農民連夏祭り 農縁マルシェ報告第二弾

ステージ企画も大盛況!

ステージ企画では、消費者と生産者や保育園給食関係の先生とのトークセッションを実施しました。

生産者から「自分は商品を作っているのではない。“食料”を届けたいと強い意志を以て生産に取り組んでいる」と発言が挙がり、

給食対談では、“食”は「人」を「良」くすると書いて食。“食育”は「人を良くして育てる」と聴き、言葉が胸に刺さりました。

熱中症予防のため活動に取り組んでいるコミュニティナースからの報告や農業や育児で役立つカラダのほぐし方を来場者・出店者で取り組みました。来年度は、告知を強化し、さらに楽しいイベントに繋げていきたいです。 (産直センター H)

実行委員の感想特集

感想1実行委員・消費者

猛暑の中、室内開催で子連れにも過ごしやすく、スタンプラリーやステージ企画も好評で、満足度の高いマルシェでした。赤ちゃん連れの方も目につき、来年度は、キッズコーナーがもう少しあれば家族も呼べ、長居してもらえるのではと感じました。

感想2実行委員・生産者

vege食べる農縁マルシェの名の通り、多くの方が農産物を手に取り、会場全体が活気にあふれていました。企画も好評で、トークセッションでは集中して聞き入ってしまう内容でした。

感想3出店者・生産者

女性部ではぶっかけそうめんを提供し、朝早くから天ぷらやそうめんの準備を協力して行いました。会場では力を合わせて多くのお客様に美味しく提供でき、久しぶりに仲間と一緒に活動できたことをとても嬉しく感じた一日でした。

感想4実行委員・生産者

多くの方と関わりながら無事に開催できたことを嬉しい。今後は来場者数の増加に向けたPRや目的・目標の明確化、出店者の意見を反映することで、さらに充実したイベントになると感じた。

ご来場くださった皆様、 ありがとうございました!

生産者と消費者が繋がる懇談 広陵町で第一回目開催

8月12日、広陵町で生産者と消費者が懇談を行いました。

生産者は、農民連組合員のNさん・Mさんが参加。消費者は広陵すこやか食育隊として活動しているメンバー等が参加しました。

自己紹介に続く意見交換では、参加者それぞれが持つ、農業や食への想いが語られました。農業の現状と課題、地場産有機給食の可能性など多岐にわたるテーマについて活発な意見交わされ、時間が瞬く間に過ぎました。

個々の活動が繋がりこれからの展開が非常に楽しみになる実りある交流会となりました。次回は、稲刈りシーズン前にもう一度集まる予定です。(奈良県農民連 M)

【研修旅行のお知らせ】2026年奈良県農民連北和センター1日研修旅行 「大阪 能勢・京都亀岡」

日時:10月1日(木)

集合:7時00分 解散:19時00分予定 北和センター駐車場
参加費:10,000円(交通費、昼食代、保険代含む)

定員20名
締め切り 9月20日

見学先:
●道の駅 能勢(くりの郷)
能勢の四季を感じる直売所。毎日地元農家が旬の採れたて野菜を出荷しています。
ちょうど栗の季節なので、大粒で甘味の強い能勢栗・銀寄にも出会えるかも!
●そば切り 蔦屋
自然豊かな里山・能勢で夫婦経営するおそば屋さん。古民家を改装したお店は、ロケーション抜群。美味しい手打ちそばをいただきます。
●圃場視察1 土井裕和さん
新規就農者土井さんは就農4年目で、多品目で野菜を栽培しています。先日販売されたブックレット「関西を耕す、その先に」に掲載される注目の若手生産者です。
●圃場視察2 吉村農園
就農して21年、出来るだけ農薬や化学肥料に頼らない農業に取り組み、夏はトマト・冬はいちごを栽培。畑を耕さず、出来るだけマルチなどの脱プラ、無加温栽培など、環境再生型農業にも挑戦中。
●お漬けもん処 近為 亀岡工場直売所
昔ながらの重石手法と塩加減による味を守り続けています。湯ノ花温泉の自然に囲まれた亀岡工場。できたての漬けものの味はいっそう味わい深いと好評です。
●大石酒造 酒の館
元禄の頃より美しく豊かな丹波の自然の中でお酒を造って300年。亀岡蔵では、瓶詰工場や資料館があり、利き酒コーナーやお買い物も楽しめます。
※中和・南和センター組合員のご参加も大歓迎

申し込みの方、お名前、ご住所、連絡先、生年月日をファックス(0742-85-0408)か北和センター中島(090-9620-8894)まで

農民連 連続オンライン講座 [世界視点で持続可能な食と農を考える]

日本で農業を主な仕事にしている人が 100 万人を下回り、人口の 0.8%になっ
てしまいました。日本の食料自給率は 38%と非常に低く、多くを輸入に依存してます。世界で
は戦禍や気候変動が食料危機を招き、各国は競って食料を確保しています。一方で国内の農家は、赤字
経営が常態化し「米つくって飯くえねぇ」と離農が急激に進んでいます。金を払えば輸入で
きる時代ではありません。食は命の源です。農民なくして未来はありません。激動の情勢の
いま、世界視点で、食と農について考える連続講座を開講します。ぜひご参加ください。

こちらは農民運動全国連合会の主催です。お申し込みは直接でお願いします。