県連ニュース2026年10/ 18号

北和センター日帰り研修旅行 ~大阪能勢の旬・銀寄栗の人気と 若手生産者の熱心に感心~

10月1日、奈良県農民連北和センターは、大阪能勢・京都亀岡方面の日帰り研修 旅行を開催しました。参加者は19名。

初めに視察に訪れた道の駅能勢くりの郷では、予定より30分程早く到着したにもかかわらず、既に大行列が。開店早々、みんなが旬の栗売り場に向かい、圧倒されました。

その後、能勢市在住の大阪農 民連中西事務局長の案内で、市内生産者2軒の圃場を見学しました。 新規就農者 の土井裕和さんは元々コンピュータ関係の仕事をしていましたが、地元農家で勉強し、独立。今では1町の畑を多品目野菜を作り、通年回しています。出荷先は 農民連や京都の八百屋などを中心に、町内飲食店にも出荷しています。肥料は元肥・追肥ともにメインは鶏糞、全て露地栽培で、植え付けの組み合わせや水はけなど毎年研究を重ね、色々な工夫が詰まった畑を見学しました。

吉村農園さんでは、次郎さんが米とトマトをメインに野菜、聡子さんがイチゴを担当(よつぼしやベビーポップすず)ビニールマルチに疑問をいだき、刈草や落ち葉でマルチ、ミックス緑肥を入れた不耕起草生栽培を行い、長いスパンでより良い土づくりをし、地力を上げています。植え付けされたブロッコリーや大根などはたくましく育ち、「脱プラなど自然に寄り添った農業、こんな圃場を見るのは初めて」と参加者も興味深々でした。

昼食は、自然豊かな里山の古民家を改装したそば切り蔦屋さんで、蕎麦のコースを頂きながら、参加者の交流を深めました。その後京都亀岡に移動し、300年続く大石酒造の酒の館を見学、試飲を楽しみました。

研修旅行感想

●土居さん、吉村農園さん、両者か ら若手農業者の研究熱心さに頭が下がった。土居さんは「しんどくても、お金を得られると思えば苦痛ではない」と言われていた。まさに生活をかけた生業。この声に応える農政をしてもらわなければ、日本農業の未来はないと思った。

●最近では旅行に行くこともなく、 毎年のこの日の旅行を楽しみにしていました。

次回予告

※12月12日、13日には1泊研修旅行~高知~を企画しています。土佐分担産直センターや日 曜朝市、高知オーガニックフェスタなどを視察し、夜は地元の美味しいものを食べながら交流会。定員有り、お申し込みはお早めに。全センターからのご参加お待ちしています!

各自治体でキャラバンが始まります

10月5日、「2026自治体キャラバンの総会」が行われました。

15日の自治体キャラバン出発集会(近鉄奈良駅前)をスタートに、20日の川西町・三宅町から始まります。今年は米価大暴落のなかで農業問題も大きな課題となっています、組合員の皆さんも住まいの自治体に出来る限りご参加していただき、現場の声を届けて下さい。

各市町村の開催日時は事務局までお尋ねください。